「美しいまちなみ大賞」に選ばれた近江八幡
近江八幡
豊臣秀次は秀吉の姉、ともの子として生まれる。子のない秀吉の養子として
関白職を継ぐが、その後、秀頼が生まれ自害させられる。その豊臣秀次によって
開かれた城下町「近江八幡」は、後に近江商人の発祥の地として栄える。
碁盤目状に区画されたまちなみには、江戸時代中期から明治に建てられた
商家が甍を連ね、立ち並ぶ白壁の土塀群が天秤棒一本の行商から財を成し、
全国的に活躍した近江商人の往時の隆盛を偲ばせている。












景観法とは
2004年に施行された景観に関する初の綜合的な法律である。
地方自治体が景観行政の主体となり「景観計画」を策定し、建物の形態、
デザイン、高さなどに規制を加えることができる。
全国一律の基準は設けず、地域が独自性を発揮しやすいよう、条例で規制
内容を柔軟に決められることが柱の一つになっている。
近江八幡の景観法に対する取り組み
江戸時代以前の風情がよく残る「新町通り」、「永原町通り」、「八幡堀周辺」
日牟礼八幡宮境内」は国の重要伝統的建物群保存地区に選定されており、
京都太秦に近いこともあって、時代劇の撮影場所としてよく使われる。
ウイリアム・メレル・ヴォーリスが住み、多くの建築作品を遺した。
2005年7月郊外の水郷地帯の景観を守るため、全国の自治体では初めて
「景観法」に基つ‘いた「景観計画」を策定した。一部地域では新築、改築の
際は、瓦屋根や白っぽい真壁造りの外壁などの和風建築を住民に要請している。「洋風の家を建てたい」とする希望に対しては、「美しいまちなみを保存する
には皆の協力が必要」と説得し理解された。
市長は「人の情緒を満たす風景は熱い心がなければ守れない」と述べている。
2005年9月1日に市内水郷地域160ヘクタールが景観法に基ずく「景観
計画区域」に指定された。これは同法適用1号である。
さらに同年11月18日、「近江八幡の水郷」として文化財「重要文化的景観」
第1号に選定された。

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